ソーシャルワーカーになった

40でうつ病になり、通院をはじめて、薬物療法やソーシャルスキルトレーニングをデイ・ケアで繰り返した。元々の仕事とはちがうが、そんなこんなで精神の障害に関心が沸いた。

デイ・ケアや病院で見た世界は今まで全く目に触れたことがない異様な世界だった。もとは某有名国立大の卒業生で会社では管理職だった方、kさんなんかにもであった。私と同じようにある日、何だか体がおかしくなり、眠れなくなり、しまいには頭のなかで知らない人の声がすると病院に行くと精神を病んでいたことが判明したそう。。今でも頭のなかで声がするそうだ。2年ほど治療薬を飲んで私は幸いにも体調は落ち着いてきて、前のように1日寝て過ごすことも無くなった。45歳で精神の保健福祉士の資格に通信教育でチャレンジした。1年7か月で通信教育を終了、卒業のよく年の国家試験にアタック、家族はまた再発したらと、無理をするなと止めたけれど、あの病院で会った色んな障害を抱えた人の役に立てればという思いだけで乗り越えた。そして合格。。こんなに歳をくってて、経験もなかった私、この資格で働けはしないだろうと、なかば諦めモードで精神科病院のワーカーの面接をいくつかうけた、やはり経験もない私には色好い答えは帰って来なかった。しかし、ある病院の面接を受けた際に、私がうつ病の当事者であったことを話したら、何故か、採用されてしまったのだ。
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ソーシャルワーカーとして、右も左もわからない私を拾い上げてくれたのだ。今は服薬も終了して通院もしていない。完治したとの診断も受けた。採用通知が届いたあの奇跡のような春の日から数えてもう10年が過ぎた。今私はあくの強いタカビーなドクターに囲まれて、年金の申請に必要なネタ集めに奔走し、カルテとにらめっこをしながら診断書の下書きを今日も作っている。時にはドクターにカルテを投げつけられ、「お前はカルテのどこを見とるだっ!」と怒鳴られながら。